旬の野菜-春キャベツ- | (2012/04/14) | |
キャベツはアブラナ科の野菜で、ブロッコリーやカリフラワーなどの仲間。春キャベツは、秋まきキャベツを翌年の春に収穫したもので、ふっくらとしており、葉の巻きがゆるくやわらかです。 キャベツの葉や芯にはビタミンCが、また、外側の緑色の濃い部分にはカロテンが、多く含まれています。血液の酸性化を防ぐリジン、トリプトファンなども含まれ、糖質は、葉野菜の中で最も多いそうです。 キャベツの含まれる成分として有名なのが、ビタミンU。正確にはビタミンではありませんが、体内でビタミンと同じような働きをするビタミン様物質です。胃酸の分泌を抑え、たんぱく質の生成を活発にして胃腸の粘膜の保護・修復を促し、胃・十二指腸潰瘍を予防・改善します。 ビタミンUはメチルメチオニンスルホニウムクロリドの別名で、キャベツのほかにはレタス、セロリ、パセリ、青のりなどに含まれます。熱に弱いため、加熱のしすぎには注意してくださいね。生で食べるのもおすすめです。 (けい) | ||
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